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淫の館
第4章 1日目

更にその決意を読み取って、えげつない仕打ちをする。
でも、その目的の為に、私はその仕打ちを拒むことが出来なかった。


弟子が口元に差し向けたのは、巨大なストローだった。
ラップの芯ほどの太さがあり、立ったまま足下から口元まで届く長さ、
ただし、差し向けられた吸い込み口の形状に、男の意図がすぐに読み取れた。

一回り大きく競り出た返しがあり、その先が丸くなっている。

そう、男性器の亀頭の中間を切ったような形状をしていたのだ。

そして重湯の隣には茶色い液体の入ったバケツが置かれていた。

「麦茶だよ。見てくれは悪いがな。」

ギョッとした私の意を汲んで男が言った。

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