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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第10章 求愛猛攻撃ー常務取締役

別のカタログをチラチラと見ていたら、急に樹部長からのお呼び出し‥
今日は何処ー!?
最近毎日のように指名が入るし‥
それが天羽専務だったら当たり、本当にお茶して帰ってくるだけ。
もしかして天羽専務、奏常務の事を知って気を使ってくれているのかな?
な―んて、期待を持っていたら痛い思いするよ絶対‥
別な時も多分にあるもん。
「・・・
小鳥遊、お前何か言ったか?」
「???」
えっ?なに??
この樹部長の脈絡の無い言葉‥
めっちゃ嫌な予感しかしないんですけど!?
「・・・
雅楽代常務からの指名だ、18時30分常務室‥
正式な指名だから断れんぞ・・」
「・・・・あっ!」
先ほどの‥派遣部です発言‥
あれ、やっぱり奏常務に考えられた、私が逃げられないように‥‥
「仕事は仕事だ、いいな」
「・・・・・はい」
言い過ぎたって、自分でも思う‥
派遣部だから、そう言ってしまったから、奏常務は正式に呼ぶ方を選んだんだ‥‥私のバカ‥‥‥
渋々だけど、仕事として私は時間通りに常務室へと向かう。
奏常務に何を言われるかとビクビクしながら・・・

