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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第10章 求愛猛攻撃ー常務取締役

『それもあるが、仮にも兄なんだから深く踏み込む気は無い、私はそう思っている』
「面倒くさい兄弟だよな、あの2人は‥
対抗心を持っているのは悠久の方か‥‥」
兄弟別々に独立して立ち上げる‥
その時に雲母は、俺達古参メンバーを全て悠久に預けた、自分は1人で良いと‥‥
結果は見ての通り、1人だった雲母の方がドンドン自社をデカくし‥
悠久は何時の間にか、コネと伝手でのし上がる方を選んだ、裏で非情な遊びをしながら。
「・・・
数週間だ、出来る限り小鳥遊を呼んでくれ‥
この際、後の事など構わない」
『分かった、そう樹が判断するのなら‥‥』
「やっぱり天羽が専務で良かったよ‥
俺だったら、その場で悠久をぶん殴っていたと思う」
『私だったらやらないと?
人間堪忍袋という言葉があるけどね』
「天羽がキレた日にゃ、会社が終わる日だろうよ‥
こっちは奏に気を付ける、ついでに小鳥遊にはセレブの遊びとでも言って置くさ」
『陽菜君には的確な言葉かも知れないよ‥
ではね、間々陽菜君を呼ぶから』
「ああ・・・」
いったい悠久親子は、何処まで引っ掻き回すやら‥
少しは裏側の苦労も分かりやがれ雲母!!

