パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第29章 啓介の本気

「どうしても声をかけれなくて・・・」

「家までついて行った事とか・・・」
「変に思われたらって・・・」

「でも、やっぱり諦めきれなくてもう一度家に行くと・・・」

「彼女と二人で出てくるのを見たんです」


夜の散歩の時か・・・

「それで・・・もしかしたらって・・・」
「何があったのかは私には理解りませんけど・・・」
「先輩・・・彼女とはどういう関係なんですか？・・・」


見てしまった神尾の聞きたい事はよく理解る
だが・・・


「もしかして・・・実は親戚でした。とか？」


俺は黙って神尾を見た


「じゃ、じゃあ、私が見たのはそっくりさん。とか？」


何も言わない俺にしびれを感じ神尾は話しを続けた


「・・・谷川先輩・・・」
「私は・・・谷川先輩が好きです」
「それは理由になりませんか？」
「私には聞く権利もありませんか？」



さっきまで俺を脅してた奴が何を今更・・・