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契約的束縛ー羞恥公開調教
第26章 逃走と援護

「大丈夫、私が頑張るから」
「美波ぃー!」
何時も通りに、美波に抱き付こうと思ったけど、ちょっとストップ!!
前にそれで、美波まで一緒に寝たよな?
という事は、くっ付いたら美波は寝る??
(・・別の意味で、生殺しじゃん俺・・)
美波に触れられなく、ただ隣にいるだけ。
そして美波も気を紛らわそうとしているのか、外の景色を眺めて俺の方に振り向かない。
「本郷さーん・・・」
「俺に言われてもな‥
運転止める訳にはいかないだろ?
夜中迄には東京に着く、それまで辛抱しろ宮野」
「はあ・・・」
仁科は寝てるし、本郷さんは運転に集中。
美波はずっと景色を眺め、一応美波が眠ってしまわないか心配な俺は、何処を見てれば良いのか分からず。
(すげー貧乏くじな気分・・・)
俺が心を鬼にして、美波を襲っていれば良かったのか??
いや、それは絶対無理だから、主催を思って落ち込んでいる美波に、手を出せる訳なんて‥‥無い。
悔しいけど主催になんて適わない。
俺だったら、あんな決断出来ない、自分の命で全てを無かった事にする、そんなやり方なんて無理。
それが分かっているだけに、余計に手を出しにくかった。
頼むから、このまま何も無く東京に着いてくれっっ!!

