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契約的束縛ー羞恥公開調教
第12章 美波と調教師2

俺の腕の、いや胸の中にスッポリ収まってしまう程、美波の躰は小さく細い。
2ヶ月近く一緒に居たのに、こんな事すら気付いていなかったとは。
「あたたかいな美波の躰は・・・」
薄いメイド服越しからでも分かる、美波の穏やかなぬくもり。
調教中の女を、こんな風に抱き締めた事は殆ど無い。
精々誘惑に負けた女を犯す為に抱いた程度。
だが、あれは調教師として、それか緊縛師としてだ。
こんな、何も無くただ抱き締めたのは、美波が初めて・・・
いや‥‥
俺の人生で、普通に女を抱き締めたのは数回程度しか無い。
自衛官なぞ目指していた為に、女関係にはとんと無縁だったのもある。
「本郷さんの躰は、熱いくらいです‥‥」
「基礎体温が熱いんだろう、無駄にカロリー消費するしな」
「そうじゃなくて‥
躰も心も熱いと‥‥」
「心もか‥‥
だったら、傷付いた俺の心を、美波が慰めてくれるのか?」
「・・・・・私??」
「心も傷付いていると言ったのは、美波お前だ‥
だとしたら、お前が俺の心を癒せるのか?
俺の方は、美波お前の事は嫌いじゃないがな・・」
「私は・・・
此処に居る皆さんが好きです‥
勿論本郷さんも・・・」

