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契約的束縛ー羞恥公開調教
第12章 美波と調教師2

「こんなに気を使える人が、優しくない訳がないもの‥
見た目じゃ無い、傷付いた本郷さんの心の方、優しいから、恨むという言葉も忘れていたんじゃないかなって・・・」
「・・・
はぁ‥‥美波には適わん‥
全部バレているとは‥‥」
「言われるの‥‥嫌、でした??」
美波は俺を見上げて、少し困り顔。
別にバレるのが嫌な訳じゃない。
「・・なんというか‥‥
照れくさいんだっ!」
「・・・照れ・・・」
俺の言葉にキョトンとしている美波と、本気の照れで横を向いてしまった俺。
本当に、こういう事は言われ慣れないから、照れくさいと言うのか、恥ずかしいと言うのか。
子供の頃から大柄で、顔立ちは良くても、目つきが悪い。
こんなものだから、普通は見た目で判断されがち。
そんな俺も、そのように振る舞ってはいた。
この見た目のままに・・・
だというのに、美波に見た目じゃ無いと言われ、俺の方が言葉が出ない。
俺の事を、こんな風に正確に見抜いたのは、美波が初めてだ。
「・・くすっ‥
本郷さんが照れくさいって・・」
「俺だって、そういう心くらいあるぞ?
・・・美波くらいだな、俺の事を優しいと言ったのは・・・
普通は怖がられる、俺もそれが普通だと思っていた・・」

