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契約的束縛ー羞恥公開調教
第12章 美波と調教師2

「俺が優しい?」
美波に散々酷い事をしている俺がか??
調教で、一番酷い事を担当するのは俺だ。
だから、大概の女には恐れられるか嫌われる。
こんな俺の役所なんて、そんなものとずっと割り切って来た。
だというのに美波は・・・
「だって、それは調教、プレイの一環でしょう?
こうして今、話をしている本郷さんは優しい‥
それに、周りに凄く気を使ってるって事も分かるから・・・」
「・・・何故?」
「だって、普通に生活出来ているでしょう?
食事だけどうにかすれば、生活出来るって訳じゃ無い、もっと細かく小さな物も必要‥
私も1人暮らしが長かったから、そこは良く分かるの」
「・・・・・」
気付かれていたのか。
さり気なくしていたつもりだったのに。
急に契約とは関係無い負担が増え、美波1人では苦労しそうだと思い、バレない程度に手は貸していたんだが。
大っぴらに手伝っていたのは買い出しと、少しの料理の手伝いのみ。
その裏で、美波の手にあまりそうな事は、俺が全部やっていた。
主催含め、仁科も宮野も、普通に生活する最低ラインという所は、どこか欠けている。
食材だけでは無く、掃除洗濯、日用品や医療品、生活していく上での、最低限の物は俺が全部揃えていた。

