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契約的束縛ー羞恥公開調教
第11章 美波と調教師1

美波も連れてだと、何点か問題が出て来る。
先ずはCross selsの許可を取らなければ、話にも何もならん。
許可の他に誓約も必要、一度誓約してしまったら一生Cross selsに縛られる事になってしまう。
なかなか抜け出せる組織では無い。
世界的裏組織だ、逃げるは死に繋がる事も考慮に入れるべき。
(果たして、美波は条件を飲んでくれるか・・・)
入るのは簡単な事。
だが、一生裏社会という柵が付き纏い、普通の人生など送れない、それは俺達自身が一番良く分かっている事だ。
巨大な、世界規模の人身売買マーケット。
一歩間違えば、こちらが売られる身に墜ちる。
美波だったら、仁科や本郷達も必死に守るだろうが。
「・・・・・美波」
「なんですか櫻澤さん?」
「契約が終わったら、美波はどうするつもりだ?」
「・・・・・・・」
返事が無いので、パソコン向こうの美波を見てみれば、検索の手も止まり、かなり浮かない顔。
「美波??」
「・・・
契約が終わったら・・・
私、此処に居ちゃいけないですよね、それくらいは分かっています」
「・・・・・それだがな・・・」
「・・・??」

