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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第5章 改めましてのご挨拶

──///
夕方早くに始まったプチ宴会だけど…もういい時間。
「さぁお父さん!鏡也君をそろそろ葉瑠に返してあげて─支度しないと」
ごめんねお父さん。
楽しくお喋りしてたのにもうすぐ帰る時間なの。
「あ~そうか、やっぱり泊まれないか」
ごめんね!
そんな顔しないで…また来るから。
「すみませんお父さん」
鏡也君も申し訳無さそうに謝ってる。
もうここでいいよ。
お父さん…フラフラしてるのに私達をマンションの外まで見送りに来てくれた……
もうタクシーは待機中。
「また来るからね」
「鏡也君、葉瑠を頼んだぞ」はい。
「じゃねバイバイ!」
やっぱり帰るときは寂しいね。
今度来るときは絶対泊まるから…
──//***
失敗したな!
やっぱり無理してでも泊まりにすれば良かった…
顔を見せるだけでも…って思ったけど、そんな単純な事じゃないんだな男親ってのは…
親父さんの寂しそうな顔見たら
なんか可哀想になったよ。
もっと考えるべきだった!
俺は仕事だけど葉瑠はこっちでのんびり出来たのに
今さらだけど、泊まるように言えば良かった!
これじゃ葉瑠も寂しくなっただろう。
「ごめんな葉瑠」
「やだ鏡也君ったら…あのね、たくさん泊まっても結局帰るときは寂しくなるから一緒だよ」
「大丈夫!私もお父さんもすぐ元気になるから。ね?」
そうか?
葉瑠が無理して笑ってる。
俺が葉瑠を元気にしてやんなきゃいけないのに、これじゃ逆になっちゃったな。
「葉瑠…バスでトランプでもするか?」
「うん…しよトランプ」
夕方早くに始まったプチ宴会だけど…もういい時間。
「さぁお父さん!鏡也君をそろそろ葉瑠に返してあげて─支度しないと」
ごめんねお父さん。
楽しくお喋りしてたのにもうすぐ帰る時間なの。
「あ~そうか、やっぱり泊まれないか」
ごめんね!
そんな顔しないで…また来るから。
「すみませんお父さん」
鏡也君も申し訳無さそうに謝ってる。
もうここでいいよ。
お父さん…フラフラしてるのに私達をマンションの外まで見送りに来てくれた……
もうタクシーは待機中。
「また来るからね」
「鏡也君、葉瑠を頼んだぞ」はい。
「じゃねバイバイ!」
やっぱり帰るときは寂しいね。
今度来るときは絶対泊まるから…
──//***
失敗したな!
やっぱり無理してでも泊まりにすれば良かった…
顔を見せるだけでも…って思ったけど、そんな単純な事じゃないんだな男親ってのは…
親父さんの寂しそうな顔見たら
なんか可哀想になったよ。
もっと考えるべきだった!
俺は仕事だけど葉瑠はこっちでのんびり出来たのに
今さらだけど、泊まるように言えば良かった!
これじゃ葉瑠も寂しくなっただろう。
「ごめんな葉瑠」
「やだ鏡也君ったら…あのね、たくさん泊まっても結局帰るときは寂しくなるから一緒だよ」
「大丈夫!私もお父さんもすぐ元気になるから。ね?」
そうか?
葉瑠が無理して笑ってる。
俺が葉瑠を元気にしてやんなきゃいけないのに、これじゃ逆になっちゃったな。
「葉瑠…バスでトランプでもするか?」
「うん…しよトランプ」

