この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第5章 改めましてのご挨拶

「え~じゃ私もいいよ」
「なんで~待ってるから行ってこいよ」

だって─
一人で乗ってたら変でしょ…

そしたら鏡也君が〝しょうがね~な〟って!

ブランコに座って私に手を延ばしてきた。
「葉瑠おいで」

え?
「ほらっ、座れ!」

トントン、
自分の膝を叩くと〝ここへどうぞ〟って…


膝に座るの?
「おいで」
うん……じゃ座っちゃう。

「ほらっ行くぞ!」
「えっ待って」
漕ぐの?待って待って!

どうすればいいの?
急に漕ぎ始めるから咄嗟に鏡也君の首にしがみついた。

「行くぞ!いいか手離すなよ」

思いきり地面を蹴って反動を付けるとブランコが大きく動き出した!
キィ~コ、キィ~コ

「キャー怖いよぉ」
「ほらっ周り見てみ葉瑠─楽しくない?」

「う、うん楽しい!けど怖いよ」

あんまり漕いだら私だけ飛ばされそうで
怖くて堪らない。

「しっかり捕まってなきゃ落ちるからな」

ギュッ。
うん、分かってる絶対離さない!

ギコギコ、ギコギコ、

「鏡也君…恥ずかしくないの?」
「ん?─葉瑠と一緒ならいいさ」

キィ~コ、キィ~コ

「ふたりで乗ったりして壊れない?」
「その時は逃げるから全力で走れよ」

え~‼

不思議と二人で遊んでたら楽しくて恥ずかしいなんて思わなくなった。

それからシーソーに乗ったり滑り台まで──童心に返って暫く遊んでいたらチラホラ子供達がやって来た。

そして私達のところへ……
「おねえちゃんのつぎ、わたしね」

あっごめんね、どうぞ!
「いいの?ありがと」

鏡也君と二人で子供みたいに遊んじゃた。
「葉瑠もう帰ろう、遊び過ぎた」

/739ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ