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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第22章 素敵な贈り物

***
コンサートは予定通り進んで終了まであと少し……
テレビで見るようなアイドルのカウントダウンとは違ってクラシックのコンサートなんて淡々としたもんだ。
本番が始まれば俺らはもう、見守るだけ!
「俺らここにいる必要あるか?」
隣から同僚の愚痴がこぼれる。
「確かにな…来年は家で年を越せるといいけど」
「まったくな」
さぁ、もうすぐラストだ。
……//
今年も無事に終わってホッとした。
「じゃぁな、お疲れ」
「「「おう、お疲れ」」」
さて帰るとするか。
ん?……携帯に点滅、葉瑠かな?
なんだ違った…ヒロちゃんだ。
【終わったら来いよ!マンションな】
いや、いかね~よ!
何時だと思ってんの、もう疲れたわ。
あ、なんだよ洋子さんからも来てるし……
《まだ終わらないの?》
はぁ~!もしかして昨日の事で説教するつもりじゃないだろうな?
年明け早々勘弁してくれよ!
スルーするか?
でも既読になっちゃったし
LINEだけ返しとくか。
もう仕事も終わって帰る途中だけど…
終わらない体(てい)で…
【まだ終わらないから明日行くよ】ピッ!
なんて…面倒だから行かないけど!
さて、コンビニでつまみでも買って帰ろ。
新年早々ひとりで晩酌って寂しいけど!
バタン
家に帰っても部屋は真っ暗で冷えきってる。
あたり前か…葉瑠はいないんだから。
リビングの明かりをつけると…あれ、
テーブルにメモがある。
クスッ……
『冷蔵庫におつまみがあるからね』
わざわざ俺のために作ってくれたんだな!
ありがと嬉しいよ。
じゃ、先に風呂入ってから……
コンサートは予定通り進んで終了まであと少し……
テレビで見るようなアイドルのカウントダウンとは違ってクラシックのコンサートなんて淡々としたもんだ。
本番が始まれば俺らはもう、見守るだけ!
「俺らここにいる必要あるか?」
隣から同僚の愚痴がこぼれる。
「確かにな…来年は家で年を越せるといいけど」
「まったくな」
さぁ、もうすぐラストだ。
……//
今年も無事に終わってホッとした。
「じゃぁな、お疲れ」
「「「おう、お疲れ」」」
さて帰るとするか。
ん?……携帯に点滅、葉瑠かな?
なんだ違った…ヒロちゃんだ。
【終わったら来いよ!マンションな】
いや、いかね~よ!
何時だと思ってんの、もう疲れたわ。
あ、なんだよ洋子さんからも来てるし……
《まだ終わらないの?》
はぁ~!もしかして昨日の事で説教するつもりじゃないだろうな?
年明け早々勘弁してくれよ!
スルーするか?
でも既読になっちゃったし
LINEだけ返しとくか。
もう仕事も終わって帰る途中だけど…
終わらない体(てい)で…
【まだ終わらないから明日行くよ】ピッ!
なんて…面倒だから行かないけど!
さて、コンビニでつまみでも買って帰ろ。
新年早々ひとりで晩酌って寂しいけど!
バタン
家に帰っても部屋は真っ暗で冷えきってる。
あたり前か…葉瑠はいないんだから。
リビングの明かりをつけると…あれ、
テーブルにメモがある。
クスッ……
『冷蔵庫におつまみがあるからね』
わざわざ俺のために作ってくれたんだな!
ありがと嬉しいよ。
じゃ、先に風呂入ってから……

