この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第3章 葉瑠は俺んだから……

「おい、なにやってんだ」
ガタン。キャッ

へ?「葉瑠、大丈夫か?」鏡也君…
よかった戻って来た。

私の目の前には鏡也君………あれ?─稜さんは─

頭を傾げて鏡也君の後ろを見ると壁に凭れた稜さんがいた。
もしかして鏡也君が突き飛ばしたの?

「こいつになにかされた?」
ううん、大丈夫何もされてないけど。

「テメェ……あっ…成宮」
顔を上げた相手を見て稜さんだって鏡也君が気付いた。

お互い無言で睨み合ってる。

「鏡也君…大丈夫だから、もう帰ろ」

こんなとこでケンカしたら騒ぎになる
ねぇ帰ろ。

腕を引っ張るのにそこから動こうとしなくて─

「アンタが葉瑠ちゃんの彼氏か、へ~」
〝ほんとにいたんだ!〟

稜さんはまるで鏡也君を挑発するように口角を上げて笑うの。

「葉瑠ちゃんの彼はずいぶん乱暴だね、俺がケガでもしたらどうしてくれんの?」

「葉瑠ちゃんいいの?こんな彼氏で─」

それに──
「大事な彼女をひとりにしたら攫われちゃうよ」

「……クッ……そうだな──お前みたいな頭のおかしいヤツが多いからな」

あの、二人とも──落ち着いて!

ザワザワザワザワ
『なに、あのイケメンは?もしかして修羅場ってやつかな?』

あっほらっ─どんどん人が集まってくる。
どうしたらいいの?

『なんの騒ぎ?』
『成宮稜と彼女だって、ほらっチラシの…』

クスッ「ほらっみんな葉瑠ちゃんの事、俺の彼女だって思ってるよ」

ジロッ……その一言に鏡也君の顔色が変わった。

いきなり私は鏡也君に腕を掴まれ引き寄せられた…

え?鏡也君…なにするの?

/739ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ