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第1章 ﾌﾟﾛﾛｰｸﾞ

「俺は、お前が、好きだ。」
「うん。」
「ちっちゃい時から、ずっと。」
「うん。」
「離れても、ずっと。」
「うん。」

「亜美、こっち向いて。」
「ふぇっ？」

¨亜美の泣き顔、久し振りに見たな。¨

ﾁｭｯ…ﾁｭｯ…

「大人になったら、ちゃんと迎えにくるから！」
「うん。」
「浮気すんなよ？」
「うん。」
「じゃぉな！」
「ばいばい。翼！好きだからねっ！」

後ろを振り返りながら、自分の家に戻った。