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サキュバスちゃんの純情《長編》
第2章 週末の終末

「奥に、出す……っ」
激しく腰を動かして、一瞬の間のあと。宮野さんは震えて、宣言通り最奥で精液を吐き出した。
びくびくと震え、何度も精を放つ肉棒が愛しい。零さないように、しっかり吸い上げる。その収縮に、宮野さんの腰が震える。
「……あかり」
はい、ご馳走さまでした! 相変わらず美味しいです!
「もう少し、このままで」
宮野さんの額や体に浮かぶ汗を、愛しいと思う。頑張ってくれて、ありがとう。
「もう少し、挿れた、ままで」
私を押しつぶさない程度の体重をかけて、宮野さんは倒れ込んできた。近づいた頬にちゅっとキスをして、最後の一滴まで搾り取る。
「あとで、お風呂、入ろう」
「一緒に?」
「ん」
耳元で力なく頷く宮野さんの頭を撫で、着たままの服の惨状を想像して苦笑する。
……洗濯機、使わせてもらおう。

