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サキュバスちゃんの純情《長編》
第2章 週末の終末

 宮野さんは私の腰をしっかりと抱いて、何度も何度も昂ぶる雄を打ち付けてくる。

「あっ、あ、っや」

 奥が抉られるかと思うくらいに激しい抽挿。宮野さんの竿は長めなので、簡単に奥まで届いてしまう。子宮口に亀頭を擦り付けるのが、彼のお気に入りだ。

「見える? あかりと俺が繋がっているところ」
「ん、ん、見え、るっ」
「やらしいよね。中、熱いよ。ヌルヌルしてるし、とろけそう」
「あっ、やっ」
「気持ちいい。あかり、気持ちいいよ」

 セックスの最中に宮野さんがこんなこと言うなんて。
 驚いたけど、耳触りのいい低い声でそんなことを言われたら、私のほうがとろけてしまう。

「あかり、好きだよ」

 宮野さんが強く私を求めてくれる。

「好きだよ」

 重ねられる唇は、ふやふやに柔らかい。

「好き」

 私も好きだよ。
 宮野さんとのセックス、好き。
 宮野さんが言う「好き」とは違うけど。

「……出すよ」

 宮野さんの舌を吸いながら、うんうんと頷く。
 出して。いっぱい出して。
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