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サキュバスちゃんの純情《長編》
第4章 過日の果実

「やっ、あ、んんっ」
浴衣を着て眠ったら、帯は解け、あられもない姿で目覚めることの多い私ではあるけれど。
そうなるのは、寝相が悪いわけではなく、一緒に眠った人のせいでもあるのだと、今朝、知った。
「せん、っ、やぁっ」
「あかりがかわいいのが悪い」
つまりは、朝起きたらかわいいセフレが浴衣をはだけさせて眠っているのを見て、さらには生理現象も手伝って、先生はかなりムラムラしたらしい。
ムラムラした先生は、私から浴衣を剥ぎ取り、ショーツを引き抜き、胸や秘所を愛撫しながら、じわじわと蜜が溢れてきたところで、硬く反り立った肉棒を私の背後から挿入したのだ。
「あっ、あ、う、んっ」
後ろから攻め立てられながら、ぎゅうと枕をつかむ。枕に顔を埋めて、声を押し殺す。
「聞かせてよ、声」
「やっ、やぁっ」
「あかり」
「んんんっ!」
蜜に濡れた指でクニと肉芽に触れられて、一瞬でイキそうになる。
カーテンの隙間から漏れる光は、まだ薄暗い。朝の早い時間か、曇りなのか、定かではない。朝食までまだ時間があればいいのだけど。
「あかり、締めないで。出ちゃう」
「せんせ、そこ、やっ」
「ん、一緒にイこうか」
「っあ!」
深く腰を押し付けられると、先生の先端が私の最奥を刺激する。肉芽にも与えられる甘い痛みに、何も考えられなくなる。
「奥に出すよ」
「せんせ、わた、もうっ」
「おいで、あかり。俺も……っ」
びくんと体が震える。
膣内の収縮を感じると同時に、奥にじわりと熱が広がっていく。
先生がゆっくり抽挿をするたび、腰が震えて、その余韻を楽しみたいとさえ思ってしまう。

