この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
サキュバスちゃんの純情《長編》
第4章 過日の果実

「あかりの肌、スベスベ」
「温泉のおかげかな」

 シュルと細い帯が解かれる。
 淡い藤色の浴衣の衿下を割って入ってきた指に、太腿が撫で上げられる。
 衿の縁の部分に舌を滑らせて、鎖骨から胸の谷間へ熱を動かしていく。

「せんせ、布団で」
「布団で?」

 先生をぎゅうと抱きしめて、布団で抱いて欲しいと願う。畳の上でもいいけど、背中とか腰がちょっと痛くなる。
 せっかく布団が敷いてあるのだから、少し歩いて、その上でセックスをしたい。先生と布団でする機会はなかなかないから。

「布団で――犯してよ」

 私のお腹はもういっぱいだけど、先生の性欲も処理してあげないと。ね。

「あかりっ」

 湯川先生には効果てきめんの言葉だったらしく、彼は喜びながら私を抱きかかえて布団へと連れてきてくれた。
 器用に掛け布団を除けて、布団に背中から着地した瞬間に、先生からキスの雨が降ってくる。

「もう一回、言って。今の」

 そう、切なそうにおねだりされたら、応じないわけにはいかない。

「望、私を――いっぱい犯して」

 先生の浴衣の衿下から覗くボクサーパンツの中は、硬く屹立している。
 今日はあと何回できるかなと算段しながら、明日は少なめにして欲しいなと願う。

 じゃないと、私、壊れちゃうよ。

/581ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ