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神さま、あと三日間だけ時間をください。
第4章 ♭切ない別れ♭
 自室に戻れたのは、夜も七時を回っていた。
 何か口にしなければ身体が弱ってしまうのは判っていても、食欲は一向に出ない。無理に食べる必要もないと自分に言い聞かせ、琢郎が目覚めたときに一緒に買ってきた惣菜を食べようと思い直す。 
 自分の部屋へ入ると、デスクに向かい携帯を開いた。やはり、新着メールが二通来ている。

七月○日午後四時五分
 幾ら何でも家に着いてる頃だよね。ミュウの様子が普通じゃなかったから、心配してるんだ。着いたら、メールして。  シュン

   午後五時二十一分
 最初にミュウから電話があったときは愕いたけど、今日は思いがけず君に逢えて嬉しかった。              シュン
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