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神さま、あと三日間だけ時間をください。
第4章 ♭切ない別れ♭
「琢郎さん?」
 美海が恐る恐る声をかけてみると、琢郎は睫をかすかに震わせた。
「―美海が帰ってきたのか? それとも、飲み過ぎて気が変になって、いよいよ見もしない幻を見るようになっちまったのか?」
 呂律(ろれつ)が怪しいし、眼は座っている。どうせ、ろくに食べもせずにアルコールを浴びるように飲んでいたに違いない。
「私、美海よ。帰ってきたわ」
 琢郎が緩慢な仕草で顔を動かした。
「美海」
 いきなりガバと身を起こし、美海に抱きついてきたので、流石に愕いた。また前夜と同じことなのかと警戒してみたが、琢郎は美海を抱きしめたまま、その髪に顔を埋めているだけだ。
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