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神さま、あと三日間だけ時間をください。
第3章 ♭ミュウとシュン~MailsⅡ~♭

「ああ、これね。結構珍しいだろ、よく雑誌やテレビ番組の〝全国の珍しい駅名〟特集なんかに取り上げられるんだ」
やはり自分の暮らす町のせいか、少し誇らしげに言う。
美海は肩から下げたショルダーバッグを開け、携帯を出した。一枚、写真に撮っておく。
それからふと思いついた。
「シュンさん、一枚だけ撮りましょう」
〝切別〟と大きく記された駅名を背景に、二人並んだ。
「良いかい? ワン、ツー、スリー」
シュンが携帯のレンズを自分たちの方に向け、シャッターを押す。シャッター音がして、小さな画面に撮ったばかりの画像が映った。
やはり自分の暮らす町のせいか、少し誇らしげに言う。
美海は肩から下げたショルダーバッグを開け、携帯を出した。一枚、写真に撮っておく。
それからふと思いついた。
「シュンさん、一枚だけ撮りましょう」
〝切別〟と大きく記された駅名を背景に、二人並んだ。
「良いかい? ワン、ツー、スリー」
シュンが携帯のレンズを自分たちの方に向け、シャッターを押す。シャッター音がして、小さな画面に撮ったばかりの画像が映った。

