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神さま、あと三日間だけ時間をください。
第3章 ♭ミュウとシュン~MailsⅡ~♭

「ごめん―なさい。体調が思わしくないの」
消え入るような声で言った。
「女の子って、嫌な相手に求められると、大抵そう言うよね」
シュンのいつになく強ばった声。
美海は慌てて否定した。
「それは違うわ。シュンさんがイヤだとかいうのではないの。朝からずっと気分が悪かったし」
何をどう言えば、シュンに判って貰えるのだろう。混乱した気持ちが目尻に涙を押し上げる。
美海には沈黙が何時間にも感じられた。
やがて、シュンがホウと息を吐く。
「俺の方こそ、ごめん、大人げないよな。ミュウに断られたからって、辛く当たったりして」
消え入るような声で言った。
「女の子って、嫌な相手に求められると、大抵そう言うよね」
シュンのいつになく強ばった声。
美海は慌てて否定した。
「それは違うわ。シュンさんがイヤだとかいうのではないの。朝からずっと気分が悪かったし」
何をどう言えば、シュンに判って貰えるのだろう。混乱した気持ちが目尻に涙を押し上げる。
美海には沈黙が何時間にも感じられた。
やがて、シュンがホウと息を吐く。
「俺の方こそ、ごめん、大人げないよな。ミュウに断られたからって、辛く当たったりして」

