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第2章 新体制発足

「何の礼かは知らんが…摩耶抱いて見ろよ？まぁ多分速攻ノックアウトだろうけど…その前に摩耶の意思も聞かないとな…果奈の方も…後々果奈もだから…それとお前の薬そこの棚のピルケースに入ってるから今度から自分で毎日飲めよ？俺も瞳ももうわざわざ渡しには行かないからな？」

優弥は誠の言葉に少し緊張とむっとして聞いていた拓哉が

「優弥あの二人はヤベーからな？まぁ誠さんの言う通りにならないようにな？あはは」

しばらく三人であれこれ打ち合わせと笑談をしているとノックされ返事をすると摩耶が入って来て拓哉と優弥を見て少し驚きを見せた…

「摩耶少し狭くて申し訳無いけど拓哉の隣に座って？後三条果奈も来るから…その前に…」

誠は摩耶に優しく微笑んで説明をして行く…

「で…一応すぐは嫌でもいいけど…冬休みまでには数回は優弥とって事になるんだ…どう？」

「あっ！はい！わ、私は…誠に言われたら何でも…」

拓哉が…

「摩耶…それはダメだよ？自身で判断しないと誠さん…邪魔なら出て貰うから…」

拓哉は誠に目配せする…

「分かった…」

さっさと部屋を出て行く…それを摩耶が目で追っていた…拓哉は誠がドアを閉めた後摩耶に同じ質問を繰り返す…

「拓哉…返事は一緒よ？ここに来た時に言われてたし…でもありがとう！」

誠を優弥が呼んで来ると摩耶はすぐに謝り言葉は違うけど返事をした事を伝えた…

「分かった！摩耶いい判断だったけど言葉は大事だよ？」

「あっはい！」

続けてまたドアのノックで果奈が四人を見て驚きすぐに四人に挨拶する…

「果奈ごめんね？時間無くて一気に集めたからびっくりしたろ？」

果奈は大丈夫ですと誠に勧められて拓哉の隣に座るように言われた二人は少し詰めて座ると果奈にも説明し摩耶と優弥を今度は表に出して聞く…

「…分かりました！時間くれてありがとう！大丈夫！」

「そう…俺と優弥順番果奈が決めていいよ？」

拓哉が

「果奈…誠さんからにしなよ！優しいから安心できるし…」

果奈の耳元で凄く気持ちいいからと…果奈は真っ赤になった…

「あっ！あの…その…」

「誠さんからでいい？」

コクコクと頷いた…

「拓哉！果奈自身に選択させろよ！」

「元々誠さんが抱く予定だったんだし…本人にそれを選ばせるのはまだ酷ってもんですよ？聞くなら摩耶と同じ質問しないと…」