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こじらせてません
第2章 馴致
ミサは彼の頭を懐の中へ包み込んだ。
髪を撫でてやる。

「触りたい?」
「うん」

頭を撫でられながらも、許可を得るまで従順に、彼の両手は自分のももの上に置かれていた。

「いいよ。腰ならね」

無制限に許可をすると、いたるところへ触れてきかねない。場所が悪ければ早晩脳髄が灼け落ちてしまうので、あらかじめ特定しておいて身構えをする必要があった。

「ン……」

それでもアキラがウエストにふれてくると、例の「ゾクゾク」がやってきた。
体の奥から雫が滲んでくる。

「……そこは、脚」

すこし震える手のひらが、誰がどう見ても腰とは言えない位置まで下がっている。

「ダメ、ですか……?」
「……、ダメじゃないけど」本当はダメに近かったが、そんなことで余裕をなくしかけていると知られたくはなく、「ド、ドサクサにまぎれて、おしりさわるつもりでしょ」

「そ、そんなこと考えてません……」

それくらいの魂胆を持ってくれていいのだが、言いがかりが過ぎたのか、少年は萎縮した。

「脚、好きなの?」
「……はい」

愛玩されることを受け入れてくれた少年が脚に惹かれるのには、不思議な納得感があった。なにより、体を褒められて嬉しくないわけはなかった。

アキラを離し、シーツへヒップをついて脚を伸ばす。

「じゃ、アキラくん」

今日はミディ丈のフレアスカートだ。
そして履いているのはパンストではない、シアータイツと言うべきものだ、少年よ、ご存知か。

「はい……」
「脚に、キスしてみたい?」

「……」アキラは赤らんだが、ミサが片方の膝を少し立てるのを見て、「はい」

「っ……いいよ。でも、あんまり、触ったらダメだよ?」
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