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禁断背徳の鎖・絡み交錯する運命の赤糸
第16章 平穏と秘密



遠藤さんと一緒に、3階の紀永さんの私室へ…


勿論此処は早乙女邸、階段で3階‥なワケは無くエレベーター完備…
地下入れて4階だもん、エレベーターは必要なのかな??



"コンコン"



遠藤さんが扉を叩いて、ぁたしを私室の中に入れてくれる‥そう、あの日みたいに…
随分状況は変わったケド。



「どこに行っていたんだい?」

「んー1階……」


ラフな格好で私室で寛ぐ紀永さんに、少しだけバツが悪いぁたし……



「1階?
客室くらいしか無いだろう??」

「ホールでピアノを弾いていましたよ」


遠藤さんは馴れた手付きで、コーヒーとココアを淹れてくれる。



「ピアノ弾けたのか…」

「少しだけ…
下手なのは分かってますっ」

「上手い下手では無いとは思うけどね」

「人に聞かせられる程、上手くないもの…
習ってたのも数年だし、ホント習ってただけで終わっちゃった」


ココアを貰って一口…
やっぱりコーヒーはまだ飲めない。



「・・私は綺麗に聞こえましたが?」

「ほお?
遠藤が言うのなら、下手では無さそうだね…
これでピアノが弾けるのだよ遠藤は」

「嘘っ!」


知らないで聞かれたよ…ぁたしのバカ……



「お暇なようですから、ホールのピアノで練習なさっては?」

「い‥いえ…
止めときます……」


ぁたしの下手なピアノを聞かれるのは、ちょっと勘弁して欲しい。



「暇ね……」


紀永さんの方は何だか思案顔、そんなにぁたしのピアノに拘らないでー!



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