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木之花ノ夜想曲~夢語り~
第22章 "罠"

月詠の太腿を緩慢に撫で回し、独り言の様に話す淡崎…
だが、その瞳の奥は氷のように冷え切っている。
「はぁ‥うちに‥何を期待しとるんや‥」
「別にお前に期待はしてないよ、目的は別…
お前はその目的の人物を釣る餌だよ、俺の言う事を良く聞く餌だね‥」
突如、胎内に指三本を躊躇いも無く突っ込み、溢れる蜜と共に激しく抽挿し責め犯される!!
「あぁ あ"ぁぁぁぁぁぁ!!」
ずっと切なく辛い状態が続いていた月詠は、急な快感に一気に弾け飛び、ビクビクと体を震わせ大きく達してしまう……
「良い快感でしょう、もっと同じ快感を味わいたいでしょう‥ならば俺に協力してくれるよね‥ふふ…
月詠、君にあまり選択権は無いんだよ、俺に従うか薬の効果が切れて乱れ苦しむか…
二つに一つだ……」
淡崎の指は休まず、月詠の胎内の至る所を責め暴こうと動いて止まらない…
「あぁぁ…はんっ…も…もう…許して…あぁぁぁぁ!!」
感覚が鋭く敏感になっている、多分薬の影響が大きいのだろう、普通の遊女ならば間違いなく堕ちる程の媚薬‥いや麻薬なのか……
ならば、自分も普通の遊女と同じ行動を取るだけ…
悔しいが……
「お…お願いや…言う事を聞きますぅ…せやから…」
「その気になってくれた?
なら…」
懐の中の別の竹筒を取り出して薬を含み、また月詠に口付けし飲ましてゆく…
「軽い解毒剤だからね、薬の効果はの残るよ、俺を忘れない為にね…」
そう言って、淡崎はニヤリと嫌みの如く笑った・・・・・
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