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珍しい設定で、興味を惹かれた。実際にはあり得ないとは思いつつ、あったらイイナがスペシャルコースで描かれている。楽しく最後まで読ませていただきました。ご馳走さま。

被虐願望を描いた作品。願望が叶い性奴隷となった女医。最初から最後まで読者を一貫した嗜虐性で刺激し続ける名作。他のレビューではマイナス評価もあるようだが、個人的には全く気にならなかった。そもそも設定が素晴らしいし、展開もテンポもよく、個人的にはイチオシ作品だ。

大作。昨夜、一晩かけて読みました。レビューを書きたい衝動はあったのですが、纏められそうにないボリューム。展開。とりあえず、何も考えずに読んでください。気が付いたら数時間が過ぎています。そして、気づくと残り頁が少なくなっており、もう、終わりなのか…と、ため息を吐いてしまう。おかげで、今日は寝不足です。読めば、なぜ、私が寝不足なのかわかります。しおりなんて不要。読み終わるまで寝られませんから。

今回は二度目。それでも驚きがある。わかっている、この次は確か、こうだった…とわかっていても、興奮してしまう。これが事実なら目を背けたくなる話であり、しかし、このリアルさは、実体験？と思わせるものがあり、引き込まれ、二度目でも、風呂だと家族に呼ばれても、晩御飯だと呼ばれても、最後まで一気読みしてしまう。中毒性があるというべきか。

CONGRATULATION！EXCELLENT！実に素晴らしい。レビューですが、この言葉で理解してください。読めばハマります。官能小説のすべてがここにある！は言い過ぎだとしても、官能小説の醍醐味がここある！というのは間違いではない！官能小説愛好家なるもの、必読の書。

ボーイズラブというより、おっさんずラブ。初めて読むジャンル。最初はキモさに吐き気を感じたが、読み進むと、慣れてくるから驚きだ。ボーイズラブの既成概念をぶち壊す圧倒的な展開と、二人だけの世界。これはこれであり！と思いに至った。既成概念をぶち壊してくれてありがとうと感謝の言葉を作者に送りたい。

嫉妬、葛藤、逡巡、愛憎、憐憫、背信、後悔、罪悪感、欲望いろいろな感情が渦巻く、男女のドラマ。最早、官能小説のジャンルを超えている。舞台は神戸・西宮。蠢く男女。寝取りなのか、寝取らせなのか、魅惑の女を巡る鬩ぎ合い。そして、宴の始まりを予感させる流れ。期待に胸が膨らむ。いや、股間が膨らむ。更なる一頁の更新を心待ちにする日々。焦らしに焦らされ、物語に引き込まれていく。

素晴らしい長編小説。引き込まれ、時間を忘れて読み耽りました。このサイトには過去の作品に多くの素晴らしい作品が埋もれています。実に勿体ない。完成を見ていない作品です。是非、完成していただきたいものです。

作者には、作者の都合があり、優先する作品は他にあるのだと拝察いたしますが、個人的に、この作品が更新されることを切に願っております。

前作を読んで、本作を読み、時代背景が似ている。ねこまんまおかゆ様とは同世代かもしれない。それだけに、細かな説明がなくても没入できた。そういう時代だったといえば、それまでだが、おおらかで良き時代であったかもしれない。Samurai-J様の『1995 Winter　俺の初体験の相手は32歳』を読んだ時も、同世代だろうと感じ、プロフィールを読んで納得だった。1ねこまんまおかゆ様のプロフィールに年齢は記載されていないが、同世代ではないだろうか。この作品の時代背景。知っているのと、知らないでは、感じ方が大きく違うと思う。性犯罪が蔓延していたと言うと言い過ぎかもしれないが、あちこちで耳にした時代だった。