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桜舞うあの日のままで
第4章 悠の部屋にて……

「勝った際の願い事を、事前にバラすわけないだろ。そもそも、もし風香が勝ってたら、俺に出来ることなら何でもしてやるつもりだったぞ、俺は。俺に出来ないことなら、無理だって言って断るけど。でも、今度のこの願い事だって……もし、風香が勝って、同じように俺に『裸になれ。身体を触る』って言ってきたとしたら、俺は素直に従ってやったけどな。ああ、これは別に説得してるわけでも何でもないぞ。嫌なら、約束を破ってしまえばいい。一つ、俺に対する『貸し』になるけどな。この約束をなかったこととして、チャラにしてやるわけだし」
「うう……」
風香は進退窮まった。
数秒の葛藤の末、風香が出した答えは……。
「うう……」
風香は進退窮まった。
数秒の葛藤の末、風香が出した答えは……。

