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make a doll~お嬢様は我が愛玩~
第19章 交差する縁
横にはすでに目を覚ましていた黒野がいた。腰に巻き付いてくる愛良をそっと肩を抱いて頭を撫でた。

「おはようございます。」
「おはよぉ…ゆーと」
「眠れましたか?」
「ん……」

そうしてトイレに行き戻ってくる。
朝食を食べるものの1つ1つが新鮮だった愛良にはこの朝食すらきらきらと目を輝かせる1つだったのだ。

「ゆーと…おいしそうだね!」
「おいしいですよ?」

嬉しそうに食べた。きれいに完食。取りに来たCAにごちそうさま!と笑顔で食器を返した2人。あと数時間で着くと言うときまで黒野は仕事をし、愛良は本を読んだりDVDを見たり…いろいろに時間を過ごした。
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