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☆番外編あらかると☆
第1章 私とチョコ、どっちが甘い?~綾波とのVt
先ず目に飛び込んできたのは、見た事の無い天井だった。
しかも、シックな中にゴージャスさを感じさせる造り。
美名は、ぼんやりする意識を夢の中で嗅いだ香りのする方へ向ける。
ゆっくりと身体を起こすと、目の前に広がる光景に眠気も消し飛び思わず歓声を上げた。
部屋の外はバルコニーになっていて、眼前にあるのはまさにオーシャンビュー。
レインボーブリッジや、空港の航空機の発着する様子、湾岸の工場夜景が壮大に広がる。
それは近未来的で幻想的な現実とは思えない眺めだった。
「綺麗……」
「そうだろう」
ベッドがギシリ、と軋む音がして、低い声が耳元で響くと同時に髪をひと束指で掬われて口付けられる。
美名の心臓は跳ね上がるが叫ぶ事が出来ずに、いつの間にベッドで隣に座る綾波を見つめた。
「つ……剛さ……」
「良く眠れたか?」
綾波は笑って、白い皿を美名の鼻先に差し出す。
皿の上には、上品で美しいチョコレートの粒が三粒載っている。

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