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☆番外編あらかると☆
第1章 私とチョコ、どっちが甘い?~綾波とのVt
「真理君……由清君……あ、あの、私……これで」
美名は、救いの神が来た、と内心ほっとしながら席を立ち上がるが、内藤に手を握られてギョッとする。
内藤は上目遣いで美名を見つめながら、手に少し力を込めた。
「――ねえ、今夜デートしようか」
「えっ……あ、あの」
美名は首を振るが、内藤は意に介さない様子で満面の笑みを浮かべた。
「彼との事……
秘密にしないとマズイでしょう?」
「なっ……」
「……一晩でいいんだ……口止め料としては、お安いでしょ?」
「――!」
美名は真っ赤になり、拳を振り上げ様とするが、内藤が素早くかわし立ち上がる。
バランスを崩してよろける美名を抱き締める様にして支えると、耳元に囁いた。
「きょうび、スキャンダルには世間は厳しいからね……?
特に、君みたいな清純ちゃんは、イメージに外れた事をしない方が……
お利口さんじゃないかな?」
「――!」
「本番が終わったら……
僕の所においで?」
「あっ……!」
内藤は軽く美名の耳を噛むと、手を離し、ウィンクして食堂を出ていった。

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