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ラブカルチャースクール 3
第7章 I Lesson 1回目
「ひゃっ! あぁんっ!」

甘い声とは裏腹に、心の中で咆哮を上げる。

ギャァァァァ――――!!
絶対ワザとだぁぁぁぁ!!

指で摘ままれるだけでも恥ずかしい二の腕をよりにもよって、ヤナセの口で挟み込まれるとは――!!

人生にこんなことが起きるなんて、予想を遥かに超えていく。

今までにトイレで股を拭かれたり、胸を寄せて上げてされたり、乳首に薬を塗られたり――――
と数々の羞恥プレイを受けてきたけど、新たなパターンに尋常じゃなく動揺してしまった。

どこまで広がっていくんだ、ヤナセ様『心のドSプレイ』。

腕と共に、気持ちもプルプル震えてしまう。

同時に汗なのか、別のものなのか――太腿の内側をジットリと濡らしていく。

私が打ちひしがれている間にも唇は二の腕でお戯れをしつつ、ヤナセの手は背中の緩やかなカーブを滑らせて、ショーツが被さる丘へと辿り着いた。

「んんっ……」

いよいよ敏感な部分に、ヤナセのゴールドフィンガーが忍び寄る。

ヤナセのことだからいきなりショーツを脱がしたりはしないだろうけど、自分でも積極的に脚を開いた方が良いのか考えあぐねていると、ヤナセの唇も二の腕から下半身へと移動を始めた。

背中の筋に沿って一直線に下がってくる唇に、反射的にお尻の筋肉がキュッと引き締まる。

クル――ナニカガクル――――!!

次に遭遇する未知なる体験に、期待より畏怖に近い緊張感が高まってくる。

シーツをクシャクシャに皺が寄るくらい掴んで待ち構えていると、腰の付近に到着したヤナセは顔を上げた。

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