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Christmas adventure(改稿版)
第1章 サンタとペコリーヌが笑う夜
フワリと足が地面に着いた感覚に、ゆっくり目を開ける。
そこはホテルの部屋でなく、広場の巨大ツリーの目の前だった。
もう陽も落ちて、暗くなりかけた広場の中央のツリーにはイルミネーションがポツポツと点り始めていた。
ほなみが掌を開くと、人形が無い事に気づき慌てふためき、程無くして涙ぐむ。
「に……西く……っ何処かに消えちゃ……やだっ……好きなの……大好きなの――!」
すると不意に後ろから覚えのある薫りと共にフワリとした暖かさに包まれた。
耳に、首筋に、サラリとした髪がかかる。
低く澄んだ大好きな声が耳に絡み付いた。
「――ほなみ……」
西本に後ろから抱き締められている事を理解したほなみは身体の向きを変え、彼にしがみついた。
「西くん――!」

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