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Christmas adventure(改稿版)
第1章 サンタとペコリーヌが笑う夜



 勇人は数秒固まっていたが、やがてプルプルと震え始めた。

「ど……どうしよう……どうしようペコリーヌ!」

 助けを求める様に振り向いた勇人だが、ペコリーヌは既に姿を消していた。

「え―――っ!何故このタイミングで居なくなる――!頼まれなくても現れるくせに何故今!見捨てるんだよ――!」

 頭を抱えて絶叫すると、ベッドの上に居たクマの縫いぐるみの"ジャム"の目が緑に光り、勇人につつ、と近づいてきた。

「ハヤト、ボクを呼ンダカ?」
「ひい――――っ!お呼びでない!呼んでない!イイ子だから縫いぐるみの国へ帰りなさい!」

 勇人は後退り逃げるが、壁に追い詰められた。
 ジャムの身体が風船が膨らむ様に巨大化し、その茶色いモコモコした両腕を勇人に向かって伸ばし近づいて来る。

「ハヤト~デートノ作戦会議ヲシヨウカ~」
「ひ、ヒイイイ――!」

 勇人の叫びが鈴木家周辺に響き渡った。



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