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スローバラードを君に
第6章 蜜月
そんな事を想像しただけで身体中が冷えていく気がした。
黙っている俺を心配しているのか、美名が見詰めている。
「やっぱり具合悪いのかな?……何だか険しい顔してるよ?」
「美名……」
「あっ」
美名をベッドへ倒して強引に口づける。
唇を離して見つめ合うと、照れて赤くなる美名が腕の中からすり抜けようとするが、引き戻して抱き締めた。
「何処へも行くなよ……」
「え……ええっ」
困惑して目を白黒させた時、ホームベーカリーのアラームが鳴った。
「あっ……焼けたよ!」
顔を赤くしてまた逃げようとする美名の腕を掴み、首筋にキスをする。
身体が震えて力が抜けた処を俺は更に攻めた。
首筋から耳朶まで唇を移動すると、美名はもう立っていれずに寄り掛かってくる。
俺はまた、ベッドへと美名を沈めてしまう。

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