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スローバラードを君に
第3章 Give us kiss?
「そりゃあ、両方だよ」
「わ~……
難しい質問ですね!
私、向こうでつまむ物用意してきますから、その間に考えてみます」
ヒメはヒロヤの手をするり、とかわしてキッチンへ引っ込んだ。
「逃げられたな」
俺がそう言うとヒロヤはあからさまにムッとした。
「まあ、まだ夜は長いさ……さて、やろうか?」
「……取りあえず、乾杯と行きましょうか」
俺達は、不敵に笑いながらグラスをカチンと鳴らした。
俺とヒロヤの対決はその後二時間以上続いた。
その間電車で帰る者も居て、いつの間にかフロアには俺とヒロヤ、ジャム店長とユミにヒメだけになっていた。

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