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恋のたまご、割るのはダレ?
第5章 君は、僕の物だろ?by玉子~
布越しの玉子自身は熱くて硬くて、しかもゆうみの手の中で時折ビクンビクンと蠢いている。
(ヒイイ――!
こっ……こわい――!
なにコレなにコレ――!)
ゆうみは手を一刻も早く離したいのだが、玉子はゆうみの手ごと自分を握り締め、上下に動かして呼吸を乱し唇を歪め、溜め息を吐いては、ゆうみを悩ましげに見つめる。
「はっ……
分かる……?これは……ゆうみが……鎮めて……くれなくちゃ……」
ゆうみは首をブンブン振った。
「分かる?
て、そんなの分かんない――!」
目の前の玉子の様子は、ゆうみの理解の範疇を越えていた。
ゆうみが思い描いていた王子様は――玉子は、こんな生々しさは無かった筈なのに!

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