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恋のたまご、割るのはダレ?
第5章 君は、僕の物だろ?by玉子~
母の勇子によれば、ゆうみが父の股間を握り締め、真剣に
「コレ、なあに?」
と質問したらしい。なんとかお茶を濁そうと他の話をしたり誤魔化そうとした父を、小さなゆうみは許さず、その日は眠りに落ちるまで父を質問責めにしたらしい。
「そんなのぶら下げてジャマじゃないの?」
だとか
「パパにはあるけどママにはないよ?なんで?
ね――なんでっ?
ゆうみにも生えてくるかな?」
だとか
「他にソレ生えてるひといるの――?」
「ねえ、お水をかけたらニョキニョキ伸びたりするの?」
……だとか。
異様にしつこい幼いゆうみに恐れおののいた父は、それから暫くゆうみから逃げ回っていたらしい。
勇子は、その思い出を語る度にこめかみを押さえてこう嘆く。
「今思えば……
あの時ちゃんとパパがゆうみに性教育してればねえ?
こんな風にならなかったのかも知れないのにねえ……はああ」
その話をされる度に、ゆうみは内心
(こんな風な私で悪うございましたねぇ――)
と毒づいた。
「コレ、なあに?」
と質問したらしい。なんとかお茶を濁そうと他の話をしたり誤魔化そうとした父を、小さなゆうみは許さず、その日は眠りに落ちるまで父を質問責めにしたらしい。
「そんなのぶら下げてジャマじゃないの?」
だとか
「パパにはあるけどママにはないよ?なんで?
ね――なんでっ?
ゆうみにも生えてくるかな?」
だとか
「他にソレ生えてるひといるの――?」
「ねえ、お水をかけたらニョキニョキ伸びたりするの?」
……だとか。
異様にしつこい幼いゆうみに恐れおののいた父は、それから暫くゆうみから逃げ回っていたらしい。
勇子は、その思い出を語る度にこめかみを押さえてこう嘆く。
「今思えば……
あの時ちゃんとパパがゆうみに性教育してればねえ?
こんな風にならなかったのかも知れないのにねえ……はああ」
その話をされる度に、ゆうみは内心
(こんな風な私で悪うございましたねぇ――)
と毒づいた。

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