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eyes to me~ 私を見て
第52章 サプライズパーティー

「美名……全部……脱げ」
綾波はぎらつく目で見つめながら、ネクタイを緩めシャツのボタンを外し、ベルトを性急な手つきで外す。
「う……うん」
美名は恥じらいながら、自分の背中に手を回してファスナーを降ろして行く。
腰の辺りで引っ掛かり、難儀していると、いつの間にか総てを脱ぎ捨てた綾波が美名を抱き寄せてきた。
綾波の昂る熱が体温から伝わり、胸を高鳴らせながらファスナーと格闘するが、綾波の長い指があっさりその問題を解決し、ファスナーはするりと降りてしまう。
「で……出来た……剛さん器用……」
ほっとするのも束の間、ワンピースを早業で抜き取られてしまい、思わず腕で隠した。

