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eyes to me~ 私を見て
第52章 サプライズパーティー




「今日はどんなプランで行くのかしら?
 オーソドックスに
 ①暗闇で足首を掴んで
 ②口を塞ぎ~の
 ③皆で盛大に胴上げ
 までのフルコースかしらっ」

 目を爛々と輝かせるペコに由清は呆れる。

「それは怖すぎますよ……サプライズを通り越してます」
「お――っほほ冗談よショーン君!」
「……ショーン……?」
「あれ?ショーン君じゃなかったかしら?フランソワ君?」
「由清はアンソニーだよなっ!
 あ~でも何か勿体付けた様な長ったらしいおフランス的な名前でもいいかもな~
 プリン・ア・ラ・モード君とか?」
「んも――!真理君ったらそれはお・菓・子!」
「おうっ」

 ペコが腹を殴ると、真理は吹っ飛んだ。

「別にもう何とでも呼んで下さい……」

 由清がどうでも良さそうに呟く。

「そうそう!これよ!」

 ペコは大きなトランクからクリスマス用の電飾を出した。


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