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ガーディスト~君ヲ守ル~
第5章 姿をうつすもの
冴子は再び尾形に向き直る。

「あんたやる気ないならとっとと辞めなさいよ。前田に聞いたけど、しょっちゅうロッカー室に籠もってるらしいわね」


ピクッと尾形の体が反応した。
それを冴子は見逃さない。


「何かやましいことでもしてるわけ?」

そう言って冴子はロッカー室の方に歩き始める。


「や、やめてっ…」


慌てて尾形は追いかけた。
冴子の腕を掴むが、簡単に振り払われてしまう。
一番奥の尾形が使用しているロッカーの前まで来ると、冴子は勢いよく扉を叩いた。


「開けなさいよ!」

「い、嫌ですっ…!」

尾形は必死に拒む。


「……いいわ、じゃああんたはクビよ!」


ハーッと溜息を吐いて、冴子は尾形の横を通り過ぎようとした。


「……よ」

ボソッと尾形が呟く。


「は?」

「なによ…なによ…なによ…なによ!!」

尾形の体は震えていた。


「何言ってるの? あんたってまともに喋ることもできないのね!」



ブチッ。



何かが切れる音がした。



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