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ガーディスト~君ヲ守ル~
第5章 姿をうつすもの
数分後。なんとかごまかしながら定時を迎えることができた。

「お疲れ様、お先に~」

佐藤はさっさと帰ってしまった。
周りを見ると、皆早々に退社していく。


(あたしも帰るかぁ…)

そう思って席を立った時…


「あんた1日何やってたのよ!」


突然、女性の怒鳴り声が聞こえてきた。
声の方を見ると、冴子が尾形に怒鳴りつけているのが見えた。


「…」

「半分もやってないじゃない! 会社に何しに来てるわけ?」

尾形は俯いて、ただジッと黙っている。


一方的な罵倒に、なんだか尾形が可哀想に思えてきて、"つばき"はズカズカと2人のもとに歩いて行った。


「だいたい、あんたねぇ…」

「ちょっと、言い方ひどくないですか?」

冴子の言葉を遮る"つばき"。


「…は?」

冴子は鋭い目つきで"つばき"を睨んだ。

「あんたは今日から入ってきた東よね…」

「そうですが、何か!」

「私が社長だって、わかってて言ってんの?」

「えっ…」


(社長だったの!?)


「そういえば、あんたさっき倒れてたわよね。初日で倒れるなんていい度胸してるじゃない」

冴子は腕組みしながら、"つばき"を上から見下ろした。


「遅れた分、残業していきなさいよ!」

(えええっ…!)

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