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ガーディスト~君ヲ守ル~
第15章 《番外編》死んでもストーカーする男(前編)
「ま、待って…」


今まで黙っていた男が気弱な声で綾を呼び止めた。


「ほ、ほんとに覚えてないの?」

「話しかけないで、気持ち悪い」

「ぼ、僕は君のことが…」

「やめて!」


綾の怒りは頂点に達した。


「さっさと私の前から消えなさいよ!!」

「!!」


これ以上2人を接触させるのは危険だと判断した圭吾は「行きましょう」と綾をエントランスに促した。祐司はショックを受ける男を複雑な表情で見続けた。


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「なんだか可哀想だね、その男の人」


翌日、一連の話を聞いたつばきはボソッと呟いた。


「勘違いであろうと相手の生活を脅かしたことには変わりないからな、仕方ないだろう」


つばきの隣のデスクで報告書をパソコンで打ち込みながら祐司は言った。


あれから男は警察に出頭した。
事情聴取として圭吾と祐司と綾も呼ばれたが、男に誓約書を書かすことで事件は解決した。


「そうだよね…毎日後つけ回されたら怖いよね…」


つばきはコーヒーを口に含んだ。


「…でもさ、小さい頃よく好きな人の後つけたりしなかった? 家まで押しかけたりとか」

「え~しねぇよ、んなこと」


答えたのは、つばきの前のデスクに座っている護だった。


「女子って、そういうの好きだよな~。どこから入手したのか、俺の写真持ってたりするし…」


護がそう言うと、隣で圭吾がクスッと笑った。


「よく言うよ、自分も好きな女の後ばかり追い回してたくせに」

「え~!? いついつ!?」

「ばっ…余計なこと言うんじゃねぇよ!!」


護の顔は一気に赤く染まった。




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