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ガーディスト~君ヲ守ル~
第15章 《番外編》死んでもストーカーする男(前編)
「今日はヨガスクールの日なの。一時間待っててくれるかしら?」


そう言って綾は5階建てのビルの中に入って行った。
見届けると圭吾はふぅと小さく息を吐いた。


「さて、どうしようか」


圭吾はビルの看板を見上げる。
ヨガスクールは3階だ。


「ビルの中で待つか」


圭吾の言葉に祐司は頷いた。



────────────
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1時間後、綾はスッキリした顔で戻ってきた。


「お待たせ」


シャワーを浴びたのだろうか、綾の身体からほのかに石鹸の香りがした。


「次はどちらに?」

「買い物をするわ」


そう言って綾は再び歩き始めた。
祐司や圭吾も後をついていく。
時折通行人が祐司たちに振り向くが、綾は平然としていた。


スーパーに着くと、綾は祐司に「持って」とカゴを渡す。そして躊躇することなく、欲しいものを次から次へとカゴに入れ、あっという間にカゴはいっぱいになった。


支払いを済ませると、今度は「袋に入れて」と注文される。
祐司は顔色ひとつ変えず、袋に食料品を入れていった。そしてもちろん、荷物を持つのも暗黙の了解で…。


これではボディーガードというより、召使いだ。
しかしこういった、依頼人の勘違いな行動は意外と多い。
ボディーガードはまだまだ身分の低い職業なのだ。


「ここから歩いて10分で私のマンションに着くわ」


外に出ると辺りは日が落ちて、真っ暗になっていた。



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