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ガーディスト~君ヲ守ル~
第15章 《番外編》死んでもストーカーする男(前編)

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「嘘ぉぉぉ!!」


オフィスに悲痛な叫びが響いた。
と同時にカチカチとパソコンのキーを押す音も響く。


「今度はどうしたんですか、つばきちゃん」


半笑いしつつ、棚にファイルを片付けながら圭吾が言う。


「せっかく入力した文書…全消ししちゃったんです! もう最悪~!」


顔を歪めながら、つばきは圭吾に振り返った。


「途中でデータ保存しなかったの?」

「あと一行入力したらしようかと思ってました…」

「つばきちゃんはまだ慣れてないからね、こまめに保存するといいよ」

「すみません…」


はあ、とつばきはため息を漏らした。


「あたしって、ほんとダメですね。もう1ヶ月経つのにまともにできないし…」


落ち込むつばきに、圭吾はクスッと微笑する。


「最初はみんなそんなものですよ。始めから完璧な人はいません。間違えて失敗して覚えていくんですよ」

「圭吾さん…」


(なんていい人なの…)


「少し休憩しましょうか」

「はい…あっ、コーヒー入れますね!」


つばきは給湯室に向かった。
やかんに火をつけ、棚からマグカップを2つ取り出しコーヒーの準備をする。どこに何があるのかだけは、だいたいは把握することができた。
問題なのはやっぱりパソコンで…。
数分待つとやかんの蓋がカタカタと鳴りだした。


(さすがIH…君の速さを見習いたいよ…)


そんなことを思いながら、つばきはコーヒーを煎れた。


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