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ガーディスト~君ヲ守ル~
第10章 覚醒
「はいはい、お茶入りましたよ~」


重苦しい雰囲気を破って、富士子が紅茶を運んできた。


「も~みんなしてなに辛気臭い顔してんの、こういう時こそ明るく行かなきゃ!」

ねっ、と富士子はニッコリ笑った。


「そうですね」

つられて圭吾もニッコリ笑う。


「あっ、そういえば富士子さんの手作り弁当、うまかったっス!」

護はニカッと笑った。


「喜んでもらえて嬉しいわ♪ 明日も作るからリクエストあったら言ってね」

「マジっすか! んじゃ、俺はぁ…ハンバーグ♪」

「お子様だな」

フッと圭吾が笑う。


「うっせぇよ! 欲しいっつっても、やんねぇからな」

そう言って護は、ズズッと紅茶を飲んだ。


一気に場が明るくなった。
祐司を覗いては…。


「祐司くん…」


深く考え込む祐司に、富士子は優しく声をかける。


「自分を責めちゃだめよ?」

「……」


(やっぱりこの子の心の闇は深いのね…)


「冷めないうちに飲んでね」

「ありがとうございます…」

祐司は紅茶を口に含んだ。
気持ちが少し落ち着いたような気がした。




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