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ガーディスト~君ヲ守ル~
第7章 闇の声
ザアアア……


雨が降っていた。


雨の中、俺は父親に腕を引っ張っられ、無理矢理歩かされていた。


「さっさと歩け!」


父親が怒鳴る。
憎しみが込み上げてきた俺は、拳に力を入れた。

その時。
視界が悪い中、目の前でキラリと光るものが見えた。


「…っ!」


ドンッと何かが体当たりしてきた。
俺の腕を掴んでいた父親の手から、何度か振動が伝わってくる。
鉄の匂いがした。


「あ……ぐっ……」


父親は崩れるように倒れた。
それなのに俺の腕はまだ掴んだままだった。


「キャアアア────!!」


甲高い悲鳴が辺りに響く。
まだ血の付いた、光るものを握りしめた目の前の男は静かに口を開いた。


「ユウジくん…ボクが殺してあげたよ」


男は嬉しそうに言った。


「…憎かったんだよね。だからボクが殺してあげたよ」


見たこともない知らない男が、薄ら笑いを浮かべながら言った。



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