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sunset~君の光になりたい
第81章 REUNION②


「ほらっ!そうやって子供にするみたいにーー」



 自分がまるで聞き分けのない駄々っ子で、ヒロに呆れられ適当にあしらわれているような気がして、千波は激昂して拳を振るう。懸命に叩いてもびくともしない逞しい彼の胸が憎たらしく思えて、更に叩くと、ヒロはこれ以上ない程の綺麗な笑顔を見せた。

 何かを喚こうとしていた千波は絶句し、数秒固まったが、唇をきつく噛み締めると、拳で自分の頭を殴り始めた。



「千波ーー!」

「放っておいて……ほっておいてよ……!私なんかーー!」

「アホーー!放っておくわけないやろーー!」



 荒れ狂う千波の腕をヒロは掴もうとするが、振り払われた際、千波の爪で頬が引っ掛かれ、鋭い痛みが走った瞬間、赤い血が千波の指先を濡らした。



「ーーっ!ヒ……ロさんっ」


 
 千波は我にかえり、蒼白になる。

 ヒロは頬を拭おうともせず、再び腕を伸ばして千波を強く胸に引き寄せた。



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