この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
sunset~君の光になりたい
第56章 嵐の前
(……一秒でも長く、千波の側に居たい。
けれど、俺は自分のやるべき事を果たさなければ、その資格もないんや)
――総合病院は相変わらず人、人、人だった。
小さな子供から高齢者、またその付き添いのヘルパーや家族……
皆、病を抱えて生きているのだな。とヒロは思った。
これだけの大勢の人達が、何かしらの病を身体に持って日常を生きているというのは、改めて考えると衝撃でもある。
自分が怪我をして手術や入院、通院をして初めて「普通に呼吸をして、何処も痛い所が無い」
という事がいかに素晴らしく奇跡であるか痛感した。
全くの健康体の人間など、この世にどれ程存在するのだろう?

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


