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sunset~君の光になりたい
第55章 白い風景
「……楽しいご家族と婚約者さんですね」
ずっと二人の言い合いを静観していた松ノ内は、ニッコリ笑った。
「はっ!す、すいませんお話の途中で!
ヒロさん、ヒロさん起きて!」
里沙は、のびたヒロの身体を起こしガクガク揺さぶり、それでも目を醒まさないヒロにもう一度頭突きした。
ヒロは悲鳴を上げて目を醒ますと、顎を押さえて涙目で抗議した。
「何すんや――この暴力女――っ!
俺は一応thunderのフロントマンやで!
顔面崩壊させる気か――!」
「アハハ、ごめんごめん☆」
「おまっ……」
「お二人のお話の途中ですが、よろしいですか?」
松ノ内がにこやかに口を挟むと、里沙とヒロは睨み合いを止めた。

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